銀も 金も玉も 何せんに まされる宝 子にしかめやも
白鳥は かなしからずや 空の青 海のあおにも 染まずただよう
しもやけの 小さき手して みかんむく わが子しのばゆ 風の寒きに
死に近き 母にそい寝のしんしんと 遠田のかわず 天に聞こゆる
金色の 小さき鳥のかたちして いちょう散るなり 夕日の丘に
駒とめて そでうちはらうかげもなし 佐野のわたりの 雪の夕ぐれ
こどもらと 手まりつきつつ この里に あそぶ春日は くれずともよし
心なき 身にもあわれは知られけり 鴫立つ沢の 秋の夕ぐれ
くれないの 二尺のびたるばらの芽の 針やわらかに 春雨の降る
葛の花 踏みしだかれて色あたらし この山道を 行きし人あり
ガラス戸の 外のつきよをながむれど ランプのかげの うつりて見えず
かめにさす 藤の花ぶさ みじかければ たたみの上に とどかざりけり
かすみ立つ 長き春日をこどもらと 手まりつきつつ きょうもくらしつ
おりたちて けさの寒さをおどろきぬ つゆしとしとと かきの落ち葉深
親馬の 道をいそげば きりにぬれて 子馬も走る いななきながら
大海の いそもとどろに 寄する波 われてくだけて さけて散るかも
遠足の 小学生徒うちょうてんに 大手ふりふり 往来とおる
うすべにに 葉はいちはやく萌えいでて 咲かんとすなり 山ざくらの花
石ばしる たるみの上のさわらびの 萌えいづる春になりにけるかも
妹の小さき歩み いそがせて 千代紙買いに 行く月夜かな
石がけに 子ども七人こしかけて ふぐをつりおり 夕焼け小焼け
幾山河 こえさりゆかば さびしさの はてなん国ぞ きょうも旅ゆく
天の原 ふりさけ見れば 春日なる 三笠の山に出でし月かも
朝あけて 船より鳴れるふとぶえの こだまは長し なみよろう山
秋来ぬと 目にはさやかに見えねども 風の音にぞおどろかれぬる
あおによし 奈良の都は咲く花の におうがごとく 今さかりなり
名月を とってくれろと 泣く子かな
名月や 池をめぐりて 夜もすがら
しずかなる 力満ちゆき ばったとぶ
くろがねの 秋の風鈴 鳴りにけり
桐一葉 日当たりながら 落ちにけり
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