長々と 川ひとすじや 雪野原
遠山に 日のあたりたる 枯野かな
玉のごとき 小春日和を 授かりし
旅に病んで 夢は枯れ野を かけめぐる
大根引き 大根で道を 教えけり
これがまあ 終のすみかか 雪五尺
小春日や 石をかみいる 赤とんぼ
こがらしや 海に夕日を 吹き落とす
斧入れて 香におどろくや 冬木立
海に出て 木枯らし帰る ところなし
わが宿の いささむら竹 吹く風の 音のかそけき この夕べかも
和歌の浦に しおみちくれば かたをなみ あしべをさして たずなきわたる
ゆく秋の 大和の国の薬師寺の とうの上なる ひとひらの雲
山里は 秋こそことにわびしけれ 鹿の鳴く音に 目をさましつつ
見わたせば 花ももみじもなかりけり 浦のとまやの 秋の夕ぐれ
みちのくの 母のいのちをひと目見ん ひと目見んとぞ ただにいそげる
水ぐるま 近きひびきにすこしゆれ すこしゆれいる こでまりの花
ふるさとの 山にむかいて言うことなし ふるさとの山はありがたきかな
ふるさとの なまりなつかし 停車場の 人ごみの中に そを聴きに行く
東の 野にかぎろいの立つ見えて かえりみすれば 月かたぶきぬ
ひさかたの 光のどけき春の日に しず心なく 花の散るらむ
馬鈴薯の うす紫の花に降る 雨を思えリ 都の雨に
春過ぎて 夏来にけらし 白妙の 衣ほすてふ 天の香具山
花の色は うつりにけりな いたづらに 我が身世にふる ながめせし間に
箱根路を わが越えくれば伊豆の海や 沖の小島に 波の寄る見ゆ
東海の 小島の磯の白砂に われ泣きぬれて 蟹とたわむる
父君よ けさはいかにと 手をつきて 問う子を見れば 死なれざりけり
たわむれに 母を背負いてそのあまり 軽きに泣きて 三歩あゆまず
たらちねの 母がつりたる青蚊帳を すがしといねつ たるみたれども
田子の浦ゆ うちいでて見れば真白にぞ 富士の高嶺に 雪は降りける
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