こつこつ大切に大切にデイリーチャンスで貯め続けてきた531Pのうち、少しだけ使おうと思ってしまったんだ、少しだけやって止めようってね、、な、なのに止ま
らなかった、むしゃくしゃしてやってしまった、今は後悔している。

あの子と上手く行かず、ライブチャット（マシェリ）や風俗に手を出し、そんなことに大切な金を遣って、虚しくなる一方の人生にうんざりしてしまったんだ、もう嫌
になっちまったんだよこんな糞みたいな人生に（そもそもあの子さえいればもう他の女に金を遣うことはなかったんだ、その必要はなかった、あの子がいればそれだけ
で全ては満たされたのだ）。

幸運の女神であるあの子を手放してしまったばっかりに、、せっかく神様が用意してくれた最初で最後で最大のチャンスを逃してしまったばっかりに人生は最悪な方向
に向かおうとしている、それを受け入れることができなかった、我慢ならなかった、もう我慢の限界だったのだ。

だからいつもなら1000Pまで貯められたはずのポイントもあっという間さ、南国チェリーボムなんかで、、にしてもここでチェリーボムてぇ、確かにチェリーボー
イだけれども、全然ボムしてくれないんだ、これももしあの子を逃していなかったならボムしまくっていたと確信している（なぜってあの子は幸運の女神だから）。チ
ェリーボーイも卒業していたろう（それと同時に私は木っ端みじんに吹き飛んでこの世からいなくなりたかったよ）。

私の人生はこんなはずじゃなかった、あの子を離さなければこんなことにはならなかった、それこそ180度好転したろう。なぜってあの子は私が今まで探し求めてい
た、理想の女だったのだから。。

私は天国か地獄を選べと言われて、なぜか地獄を選んでしまったようなものなのだ。違うんだ、冗談なんだ、そんなつもりじゃなかったんだよ、心はそうじゃなかった
、体が勝手にそっちへ動いただけで、、誤解なんだよ、でもそんなことは、そこまではさすがの彼女には分からなかった。

眩しすぎた、不幸に慣れすぎてあの子が側にいるだけでお腹がいっぱいだったんだよう。それ以上の刺激は今の私には強すぎた、本当はそれを望んでいたんだ、でも少
しずつじゃなきゃ駄目だったんだ、なのに急に来たものだから体が勝手に反応して……。未だに強く後悔している、あの子と会う前の人生もずっと後悔してきた、だの
にここに来てそれ以上に後悔する出来事が起こり得るだなんて、、。

今こんな風になると分かっていたならば私は強引にでも行ったろう（あぁ、タイムマシーンさえあれば、、あそこが人生の分岐点だった）、でも誰もそんなことは教え
てくれないのだ、この歳であんな子が目の前に現れ、その子を逃すことでこんな具合になるだなんて誰も教えちゃくれないのだ（だいたい分かるはずだが）。

私はもうどうしたらいいのか分からない、あの子がいた時もどうしたらいいのか分からなかったが今はもっと分からない。ここまで落ち込み、引きずり、絶望するとは
思わなかった。それに良い歳した大の男がだ、恋愛なんかで溢れる涙をこらえきれなくなる日が来るとは思いも寄らなかった。

531P使って得たチケットは8枚、、これは少ないと思う。でもよく考えたらチケットに変えただけなのだ、だからこれはこのまま置いといてあと500Pを貯めて
もう一度ポイントエリアでチケットに変えれば1000P貯めてからチケットに交換したのと同じことじゃないか、良かった。

ってそれがどうした、そんなことどうでもいいじゃないか、そんなこととてもちっぽけなことじゃないか、それよりも私はただただ人生をやり直したい。学生時代に戻
りたいだなんて言わないよ、ただあの子がいた時に戻りたいだけなのだ、なぁにほんの数ヶ月前のことじゃないか、それくらいできるでしょ？